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2023年 最新Googleアドセンス合格に必要な記事数やアクセスは?実体験です
Googleアドセンスの合格方法については、様々なサイトで紹介されていますが、記事の内容が古かったり、参考にならない部分もあります。
2022年になってGoogleアドセンスの申請をして、4サイト合格しました。
この記事では、私がGoogleアドセンスのサイト審査に合格するまでの状況をもとに、2022年最新のGoogleアドセンス合格のポイントをまとめたものです。
この記事はリアルな体験ですので、Googleアドセンスに合格できなくてお悩みの方には大変参考になると思います。
アドセンス合格1サイト目:ドメイン変更によりアドセンス再審査
1回目のアドセンス審査は不合格
既にアドセンスを運用していたサイトを中古ドメインに変更しました。
旧ドメインからリダイレクト後、軽い気持ちでアドセンスの再審査を出しました。
一度 合格しているサイトです。
よもや不合格になるとは思わなかったのですが、あっさり不合格になりました。
不合格の理由は、質の低いコンテンツでした。
そのサイトは、2chの引用が多く、また動画を貼り付けただけの記事もあり、それが原因だったようです。
2回目のアドセンス審査で合格
旧ドメインでアドセンスの審査をして合格した時と同じ状況にしようと考えました。
同じ条件なら必ず合格できると思ったからです。
前回の審査時に公開されていた記事以外は、非公開にしました。
Googleアドセンスの審査は、不合格から時間を空けずに再審査に出すと高確率で、すぐに不合格の結果がきます。
それを避けるため、条件を同じにした後、少し時間を空けてから再審査の依頼を出しました。
1回目の審査結果が2週間かからず来たので、2回目もそれぐらいの結構すぐに結果が来ることを期待して、毎日いつ結果がくるのかメールを何度も確認していました。
2週間ぐらいはサイトはいじらずに静観していたのですが、審査中から進みません。
その後、1週間、2週間が過ぎていき、リダイレクトしている元のドメインのアドセンスアカウントに広告が表示されない期間が伸びていきます。
このまま審査が伸びるとアカウントが停止されるのではないか心配になってきます。
アドセンスの審査がいつ来るかはもう気にせずに、審査中の期間も記事は追加せずに、既存の記事の見直しを続けていました。
文字数が少ない記事は非公開にしたり、全体の平均で1記事の文字数が1500文字を超えるようにリライトしていました。
少しアクセスも戻ってきて、ドメイン変更の効果も出始めてきたなと感じていたら、アドセンスの審査が合格したとメールが届きました。
アドセンス合格の連絡は日曜日の深夜に届きました。アドセンスの審査は土日はやってないと思っていたので意外でした。
新規サイトではないので、アドセンスの合格自体は受かって当たり前との思いもあり、アドセンスに合格した嬉しさよりも、これで旧ドメインからリダイレクトが外せると思って一安心したのを覚えています。
今回のアドセンス合格で感じたこと
まず、アドセンスの審査が審査中から進まない。2週間とかかれている標準的な審査期間に対して合格した時には1ヶ月近く経過していた。
同じ時期に審査を依頼した他のサイトも同じように審査中から進まなかったので、アドセンスの審査リソースが不足していたのかもしれません。
また、確実に不合格になるのは次のような記事です。
- 動画を張っただけで文字が無い記事
- 2ch/5chなどのスレッドの引用しかない
こういう記事が一つでもあると、アドセンスの審査に確実に通りません
リライトするか非公開にして審査を受けた方が良いです。
アドセンス合格2サイト目:中古ドメインで新規作成の特化サイト
1回目のアドセンス申請で合格
2サイト目は、中古ドメインで新規サイトを作成し、アドセンスの審査を受けた事例になります。
申請時は記事が10記事ぐらいありましたが、検索経由のアクセスはほぼ0です。
こちらも審査中から一向に進まない状態が1ヶ月ぐらい経過します。
サイトへの検索経由のアクセスがほぼ無い状態であることが、審査が進まない原因かと思い、少しでも検索でのインプレッションが増えるように、審査中も記事のリライトや記事の追加などを進めました。
ここでも、1記事が1500文字を超えるようにリライトしています。
審査中も記事を増やしていたため、30記事ぐらいに増えていました。
インプレッションが増え始め、1サイト目の合格通知が来て数日後に2サイト目の合格通知が来ました。
中古ドメインを取得後、新規サイトを始めて2カ月ぐらいで、アドセンスの審査を通過したことになります。
今回のアドセンス合格で感じたこと
まっさらのサイトでゼロからある程度記事を入れて検索経由で集客する難しさを感じました。
インプレッションが増えないということは、キーワードで順位が付いていないページがほとんどということです。
インデックスされても、順位が付かなければ意味がありません。
いくつか記事を書いて、サーチコンソールでどの辺のキーワードでインプレッションが増えやすいのか様子をみて、その周辺を集中的に攻めるといいのかなと思います。
中古ドメインは検索経由じゃないDirectのアクセスやSNS経由のアクセスが来ます。しかし、それらは逆効果になります。
中古ドメインで新規サイトをやると、新規ドメインよりも立ち上がりが悪いと思います。
1サイト目の時も感じましたが、アドセンスの審査を通過するには、クリック数よりも、サイト全体でインプレッションが増えるのが重要なのでは?と思いました。
審査期間が長いのは、ドメインを切り替え直後のサイトはGoogle内の評価が安定するまで、審査がペンディングになっている可能性もあるのか?と思いました。
アドセンス合格3サイト目:中古ドメインで新規作成の雑記ブログ
1回目の申請で合格
3つ目のサイトも中古ドメインで、新規作成のサイトです。
このサイトはちょっと特殊で実験的に中古ドメインにアドセンスの審査を通過させるためだけにサイトを作り、3記事を追加して審査に出しました。
記事の内容は雑記ブログです。
世の中では3記事で合格した人がいるということだったので、最小限の記事でボリュームと品質を保った渾身の3記事で申請を出しました。
このサイトの審査も1ヶ月近く審査中となりました。
審査中というのは人間の審査が始まっていないことは、1サイト目、2サイト目で感じていました。
審査をしてもらうにはどうしたらよいのか?といろいろ考えた結果、将来的に検索経由のアクセスが見込める状態になるまで審査がされないのだろう、と思うようになりました。
そうなると、雑記の3記事ブログで全くインプレッションも検索クリックも無いので、アドセンスの審査対象にはなり得ないと自分では思いました。
正直半分諦めていました。
将来的に記事を増やして成長させる予定がないテーマで記事を書いていたのと、アドセンス合格のためだけに記事を書いていたので、記事を追加するのもなぁ・・・・と思っていました。
記事数を3記事から5記事に増やしてもみましたが、そこで感じた致命的な問題は、記事どうしに繋がりが無いため、記事どうしで内部リンクが張れないことです。
そうなると、記事の評価もサイトの評価も高められないことです。
その結果、Googleの評価も悪いため、インプレッションも検索順位も改善しません。
しかし、全く期待していなかったのですが、なぜか検索経由のアクセス0、雑記の5記事で、このサイトは合格しました。
今回のアドセンス合格で感じたこと
アドセンスの審査中を抜け出すために必要なことは、将来的に成長できるサイトであることを示すことだと思っていました。
そのためには、検索インプレッションの増加で示す必要があると考えていましたが、記事も5記事で、インプレッションもほぼ無い状態で合格してしまいました。
ただ、このサイトは、1記事のボリュームが3000文字ぐらいあり、記事の内容も独自の内容で他の人と被らない分野だったので、オリジナルコンテンツであり、かつ、Googleが言うところの価値のないコンテンツではありませんでした。
しかし、全くインプレッションが無いのは事実です。
これでアドセンスに合格できるとなると、良質な記事であれば検索経由のアクセスが全くなくても合格できるという事例になります。
審査中から進まないというのは、2つの原因が考えられます。
- 審査の人的リソースが不足していた
- サイトの新規公開からの時間の経過が必要だった
アドセンス合格4サイト目:中古ドメインに変更のアフィリエイトブログ
1回目の申請で合格
4つ目のサイトは無料ブログで放置されていたアフィリエイトブログをWordpressに乗せ換えて、中古ドメインに変更したサイトです。
このサイトは、いわくつきで、手動による対策になっていた中古ドメインのペナルティ解除用に、無料ブログからWordpressに乗せ換えて申請するために用意したものです。
結果的には、手動対策は全く解除できなかったので、そのドメインは捨てました。
そのままそのサイトを放置していても無駄になってしまうと思い、別のドメインに更に乗せ換えて、ダメ元でアドセンス申請をしました。
- 記事数は20記事を超えていますが、1記事あたりの文字数は1500文字無い記事も多いです。
- ドメイン載せ替えてすぐに申請したので、アクセスは0です。
- インデックスも0
- 公開日が古い記事が多い
やる気が無い状態でアドセンスの申請をしたのは、サイトの性格的にもともと不合格になる可能性が高いと思っていたからです。
全く期待していなかったのですが、予想に反してアドセンス申請したところ数日で合格を頂きました。
今回の申請したサイトの中では最短の合格になりました。
今回のアドセンス合格で感じたこと
記事の公開日が結構古めのサイトだったのですが、アクセスが全くない状態でアドセンス審査に出しました。
正直、インデックスもされていない状態なので、合格するまで相当時間がかかるだろうと思っていました。
しかし、一瞬で合格してしまって、今までの苦労はなんだったのかと拍子抜けしました。
ある程度まとまった記事があり、古くから運営されていたサイトの場合はインデックスされなくても簡単に合格してしまうのかもしれません。
今回の件から、記事の投稿日でサイトの運用期間を測っている可能性があります。
数年にわたって運営されていたサイトだったことが最短合格になった可能性が高いです。
新規サイトの場合は、投稿日を意図的に数カ月前や数年前に散らばらすことで、審査をすぐに受けられる可能性があります。
まとめ
3サイトは1ヶ月以上の審査中期間を経てアドセンス合格。
1サイトは1週間かからずに合格。
審査が長い理由が、単なる審査の人的リソース不足なのか別の理由なのか、正直わかりません。
3サイトのアドセンス審査状況からいえることは、ドメイン変更 or サイト公開から一定期間経過しいないサイトは審査中で保留になって、一定期間経過後に審査される可能性が高いということです。
アドセンスの審査が進まない期間を短くしたいなら、サイト公開から3カ月ぐらい記事をまじめに追加し、Googleのインデックスも安定してから、アドセンスの審査を依頼する方が審査はスムーズに進むと思います。
審査中も記事をリライトしたりして、ボリュームを増やしたり、記事を増やすことは大事で、アドセンスとは関係なくサイトの品質を高める努力はその後、真面目にサイトを運営する気があるのであれば無駄にはなりません。
審査中が長いと記事が自然と増えていってしまいますが、私の場合は5記事でも合格できました。
今回の記事のポイントは以下にまとめられる。
- 雑記ブログでもアドセンスに合格できる
⇒サイトのジャンルは関係ない - 記事は少なくてもアドセンスに合格できる
⇒雑記の5記事で合格 - インプレッションや検索経由のアクセスはアドセンスの合格と関係ない
⇒検索経由のアクセスもインプレッションも0で合格 - アドセンス合格に必要な記事の文字数は最低でも1500文字以上
⇒記事が少ない場合は3000文字ぐらいは必要 - アドセンス審査はサイト公開やドメイン変更から1ヶ月以上たたないと審査中から進まない傾向あり
- ドメイン変更でのアドセンス再審査の場合も1ヶ月近く待たされる可能性があり、広告が表示されない期間が問題

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