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2022年 SEO対策で内部リンクを張る重要性と有効な理由は?
SEO対策にはいろんな施策があります。一番効果が高いのは外部被リンクと言われています。しかし、外部被リンクは簡単にリンクを得ることはできません。権威性の高いサイトから被リンクをもらうのは更に難しいです。外部リンクと同じように効果があると言われ、SEO効果が高い対策として一時期注目されたのが内部リンクです。
しかし、それほど効果がないということで最近ではあまり話題に上らなくなりました。
内部リンクは何でもよいわけではありません。内部リンクは張り方にコツがあります。そのコツを抑えれば、内部リンクはSEO対策としてとても有効です。
この記事では、記事内の内部リンクを簡単に張ってサイトの品質を高める方法をご紹介します。
内部リンクの張り方にはコツがある
関連記事やサイドバーなどで内部記事にリンクを張っているから内部リンクは不要だと考えるかもしれません。
実は、内部リンクは記事内から張ることでSEO的に高い評価が得られます。これは外部リンクと同じです。前ページに張られたリンク、サイドバーなどのリンクはSEO的には全く評価されません。
また、内部リンクの重要な要件はとして、内部リンクはクリックされないと意味がありません。
内部リンクがクリックされることでその記事にとって必要なリンクであることが伝わります。クリックされることでそのリンク先の評価が高まります。
内部リンクは、さらに詳しい情報や関連情報など、読者が興味を持つ内容に対してリンクを置くようにします。ブログカードでアイキャッチ付きのリンクを置いた方が目立つと考えがちですが、テキストリンクの方がクリックされやすい、つまり、無視されない傾向があります。
現実:内部リンクを張るのは結構面倒です
新規でサイトを作った時や、記事が多くなってくると内部リンクを張るのが面倒になってきます。
面倒な理由だと感じる理由は2つあると思います。
- 関連する記事を探すのが面倒
- 記事内でリンクを張るのが面倒
①関連する記事を探すのが面倒
記事がたくさん増えてしまうと、自分が書いた記事も忘れてしまいますし、いちいち検索するのも手間になってきます。
②リンクを張るのが面倒
HTMLタグを入力しなくても、CocoonやSWELLではURLをコピペすればブログカードになりますから、リンクを張る作業は面倒ではありません。
しかし、記事を探すのが大変だと、URLがわからないのでリンクを張ることができません。
さらに、SWELLの場合、ブログカードブロックで内部リンクを張る場合、内部リンクを張る時に面倒なのが記事IDやタイトルで指定する必要があり、更にひと手間増えます。
内部リンクを可視化するプラグインを導入する
面倒な内部リンクですが、サイトの内部リンク構造を確認できる便利なプラグインがあります。
このプラグインを使うと、記事同士のリンクの張られ方や記事の名前、スラッグなども確認できますので、内部リンクを張る時に必要な情報が一通り得られます。

プラグインを有効化した後、show_article_map
というショートコードを埋め込んだページを非公開で作成し、そのページを開けば確認できます。
このプラグインは、DOMパーサーを使って記事内部のアンカータグを抽出しています。DOMパーサーではページ全体のHTMLを読み込んでから処理します。
DOMパーサーを使ったプラグインは、HTMLサイズが大きいページではメモリ不足で固まり、サーバーエラーになります。
HTMLサイズが大きい場合は、テーマなどを変更しても固まりますので、あきらめましょう。
show article mapプラグインを使うメリット
- 全ての記事を見渡せるので、関連する記事を探しやすい
- 孤立している記事がわかる
- 記事のslugやタイトルがわかる
内部リンクは記事内に張るべし
プラグインで内部リンクを可視化した際に、同一テーマの記事でリンクが張られていないものがあれば、記事内からリンクを張ります。
同じようなテーマ・キーワードの記事の関連性をGoogleに伝える必要があります。
- 記事同士が関連しているのにリンクが無い場合は、リンクを張る。
- 孤立していてリンクが張れない記事があれば、周辺記事の追加を検討してでもリンクを張る
カテゴリやタグで関連付けるから内部リンクは必要無いのでは?と思うかもしれません。
しかし、最近ではサイドバーや共通エリアに表示される関連記事は、機械的に自動生成されたコンテンツなのでSEO的には評価されません。
記事内から内部リンクを張って記事の関連性を伝えなければ効果がありません。
そうすることで、Googleはそれらのページがキーワードへの関連性が高いと判断して、評価を高めていきます。
更に、訪問者がそのリンクをクリックして有用だと感じた行動をすれば、そのページの評価は高まります。
まとめ
サイト立ち上げてしばらくして、記事がたまってきたら、内部リンク張って記事どうしの関連性をGoogleにアピールしましょう。
内部リンクで記事どうしが繋がっていれば、Googleはサイトの品質が高いと判断します。
なぜ、サイトの品質が高いと判断だされるのか?
内部リンクを張る作業は、記事を書いている人にとっては面倒な作業で、かつ、訪問者にとっては有用な作業だからです。
Googleはユーザーファーストですから、訪問者にメリットがある、手間のかかったサイトをGoogleは品質の高いサイトと判断します。

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