この記事は約3分で読めます。
本文は約1915文字です
show article mapプラグインが動かない!表示されない原因は?
内部リンクを可視化してくれる便利なプラグインがあります。
その名も『show article mapプラグイン』です。
show article mapプラグインは、Wordpress公式プラグインには登録されていない『野良プラグイン』です。
野良プラグインと聞いて不安になる人も多いともいますが、利用者も多く、継続してメンテナンスされており、しかも無料とうとても素晴らしいプラグインです。
作者のサイトからダウンロードして自分でインストールする必要があります。

show article mapプラグインが動かない原因は?
公式サイトの指示通りにインストール、有効化して、ショートコードを埋め込んだのに、show article mapプラグインが動作しないことがあります。
show article mapプラグインは、様々なテーマや一般的なサーバーで利用できるように作られていますが、利用できないという声もチラホラ聞こえてきます。
show article mapプラグインは、実はサーバー負荷が高いプラグインです。
貧弱なサーバーを使っていたり、解析する記事数が多いと表示されるまで時間がかかったり、画面が真っ白になってしまうこともあり、show article mapプラグインが動作しないという現象になってしまいます。
show article mapプラグインは、リンクの抽出に内部でPHPのnative DOM perserを使っており、読み込むHTMLサイズが増えるとメモリを大量に消費する傾向があります。
もし、1ページのHTMLファイルのノード数が極端に大きい場合には、サーバーがメモリ不足になったり、処理に時間がかかるようになることは覚えておいた方が良いです。
プラグインが期待通りに動かない時の対処方法
推奨条件を確認する
下記環境で動作確認済です。
- Chromeブラウザ
- PHP:7.1以上
- WordPress:4.8.2以上
- テーマ:Simplicity、Cocoon、AFFINGER4、WING、STORK 、賢威、SANGO、ATLAS
STORKをお使いの場合、スラッグを英字にしないとリンクが認識されないようです→参考情報
テーマを変更する
ご利用のテーマがプラグインに対応していない可能性があります。
まず、テーマの問題かどうか切り分けましょう。
- WordPress公式の標準テーマに切り替えます。
- 標準テーマで動作する⇒利用していたテーマに問題あり。
- 動作しない場合⇒サーバーかサイトのコンテンツに問題あり。
利用者が多いテーマであれば、作者に相談してみると対応してくれる可能性があります。
自作テーマの場合や対応テーマをカスタマイズしている場合は自己責任となりますから、ご自身で対応するしかありません。
そのまま放置する
画面が真っ白になる場合は、処理に時間がかかっている可能性が高いです。
処理に時間ががかる要因として、サーバーのメモリ不足、CPU不足があります。
共有サーバーでCPUが占有できない場合は、重い処理を行うとサーバー会社から怒られる可能性もありますので、注意が必要です。
そのまま放置しておけば、いずれ表示されるか、メモリ不足でエラーになるかのどちらかでしょう。
PHPの使用メモリのリミットを上げる
メモリ不足でエラーになる場合は、サイトが利用できるPHPの使用メモリのリミットを上げるのがまず第一の対策になります。
PHP Fatal error: Allowed memory size of xxx bytes exhausted
PHPの使用メモリのリミットは、php.iniで変更できますので、最大まで大きくして問題が解決されるのか確認します。
メモリ使用量を512Mに変更する場合は以下になります。
memory_limit = 512M
メモリ使用量を無制限に変更する場合は以下になります。
memory_limit = -1
CPU占有サーバーに移転する
共有サーバーでCPUの割り当てが殆ど無い場合は、クラウドベースの共有サーバーに変更することも検討した方が良いです。
クラウドベースの共有サーバーであれば、CPUやメモリのリソースは保証されていますので、他のユーザーの影響は受けません。
コメント