この記事は約3分で読めます。
本文は約1613文字です
BingのIndex NowをCloudflareで自動化する
世の中で使われている検索エンジンはGoogleかBingの2通りと考えていい状況です。
しかし、Googleが簡単にインデックスしてくれなくなり、SEO難易度は高くなってきています。
今後は、Bingに積極的にインデックスしてもらってGoogle以外の検索エンジン経由の集客を増やしていく必要がありそうです。
BingはIndex Nowという仕組みを提供しており、記事を公開するとすぐにBing botがクロールしてくれます。
この記事では、BingのIndex Nowを簡単に使う方法をお伝えします。
BingのIndex Nowとは?
IndexNowは、 Microsoft と Yandex 検索エンジンによって作成されたプロトコルです。この標準は、検索エンジンやその他のクローラーがコンテンツをクロールする必要がある場合に、それらに通知する効率的な方法を提供することを目的としています。
最も単純な形式では、IndexNow は単純な ping なので、検索エンジンは URL とそのコンテンツが追加、更新、または削除されたことを認識し、この変更を検索結果に迅速に反映できます。
IndexNow を使用しない場合、検索エンジンはすべての URL を頻繁にクロールするわけではないため、コンテンツが変更されたことを検索エンジンが検出するまでに数日から数週間かかる場合があります。
IndexNow を使用すると、検索エンジンは「変更された URL をすぐに認識できるため、これらの URL のクロールに優先順位を付けることができ、新しいコンテンツを発見するためのオーガニック クロールを制限することができます」。
Index Nowを使うには?
Index Nowをサポートしているのは以下の2つです。
- WordPressプラグイン
- Cloudflare
WordPressプラグインを導入する
Index Nowというプラグインを導入して、APIキーを入れると簡単に使えます。
有名なSEOプラグインはIndex Nowに対応しています。
Cloudflareを導入する
WordPressサイト以外や、プラグインを導入したくない場合、Cloudflareを使っているとIndex Nowを簡単に利用できます。
CloudflareのCrawler HintsがIndexNowをサポートするようになりました。
ウェブサイトでクローラーヒントを有効にすると、ボタンをクリックするだけで、コンテンツが変更されたときに、Cloudflare が IndexNow プロトコル経由でこれらの検索エンジンに通知します。他に何もする必要はありません。
- Cloudflareアカウントにサインインします。
- ダッシュボードで、「Caching」タブに移動します。
- 「構成」セクションをクリックします。
- Crawler Hints サインアップ カードを見つけて有効にします。それはとても簡単です。
まとめ
BingのIndex NowはPing送信と同じで変化があったことを通知するだけのようですので、実際にインデックスされるかどうかはbot次第です。
海外のYahoo検索では中身はGoogleではなく、Bingが使われています。今後、日本のYahoo検索もGoogleからBingに切り替えるという噂もありますので、今のうちからIndex Now対応しておいた方がよいです。
コメント