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2023年 Googleアドセンスで1万円稼ぐPVはどれぐらい?

Googleアドセンスに合格して広告を掲載しても、Googleアドセンスって意外とクリックされない現実があります。
広告がクリックされない原因や収益が増えない理由はいろいろあると思います。
- 広告がそもそも表示されない
- サイトの広告単価が安い
- 広告ブロックで表示されていない
- 広告の表示方法が適切じゃない
- ほとんどが誤クリック
Googleアドセンスの収益はクリック単価の高低も影響しますが、絶対的に必要なのはPV(ページビュー)の多さです。
この記事では、アドセンス広告がクリックされない原因と、収益を上げるために必要なPV数についてご説明します。
では最後までお付き合いください。
アドセンス広告がクリックされない原因
①広告がそもそも表示されない
アドセンス必殺の『価値のない広告枠』というやつですね。
そのページに広告を表示する価値が無いとGoogleアドセンスが判断したわけです。
広告が表示されないページというのは、文字数が少なかったり、ページビューが少ないページだと思います。そういうページでは広告が表示されず、広告が表示される場所が空白になっていると思います。
記事が多くても広告が表示されない記事ばかりでは、アドセンスの収益にはつながりません。
結局は、Googleアドセンスに合格するための要件が合格後も大事だということだと思います
こちらをチェック
②サイトの広告単価が安い
サイトのテーマで表示される広告の分野が変わります。金融系などでは単価の高い広告が表示されますが、日記などのブログでは単価の安い広告が表示されやすいです。
サイトのテーマというよりも、訪問者に合わせた広告が表示されているわけですが、サイトのテーマに合わせた趣味趣向の訪問者が来ると思いますので、結局はサイトのテーマが影響してきます。
広告出稿側から見て高単価な訪問者が多いようなサイトであれば、広告単価も上がりますが、テーマが決まってない雑記ブログなどではどうしても単価は下がると思います。
いくらワードプレスの使い方を詳しく書いても、そういうユーザーに単価の高い広告は表示されないのが現実です。ネットで閉じた世界で完結する分野は記事が書きやすい反面、広告費も抑えられています。
現実世界で高額な分野の内容であれば、広告単価ももちろん高くなります。
- 金融・キャッシング・ローン
- 転職
- 美容
- 英語・スクール系
- 留学
③広告ブロックされていて表示されていない
PCだとよくあるのですが、Chromeなどのブラウザ拡張機能で広告ブロックアドオンがあります。それを使われると広告は全てブロックされて表示されなくなります。
広告ブロックアドオンで有名なのは、uBlockOriginです。
uBlockOriginは有効にするだけでGoogle アドセンスの広告が一切表示されなくなります。
そうなってしまうと、クリックされないのは当たり前です。
広告ブロックしている人にはサイトを表示しないようにする方法もありますが、そもそも訪問者がそれほど多くなければその影響は小さいでしょう。
幸いなことにいまはスマホからの訪問者が多いわけです。スマホは広告ブロックするのは簡単じゃないのでPCユーザーしかいないようなサイトでなければ、原因は広告ブロックではないと思います。
④広告の表示位置が適切じゃない
アドセンス広告は自動広告にしておけば自動的に最適化されるのであまりやることは無いです。
しかし、自動広告だと広告が出すぎてしまうので、嫌がられて離脱される恐れがあります。
アドセンスのクリックは1ページあたり、広告を1回クリックしてもらえるかどうかです。
同じ人に何度もクリックさせるのが前提のシステムじゃありません。
そうなると、ページの先頭でいきなり公告を目にしてもほとんど人はクリックしません。
特にPCの場合はスマホと違ってポップアップや追従広告は画面が狭くなるだけで相当邪魔に見えますので、逆効果だと思います。
自動広告を止めて、ある程度記事を読んでもらってから、記事内の見出しの上にレスポンシブ広告を配置するのが一番効果的だと思います。
⑤誤クリック扱い
スマホでよくありますが、スクロールしていると広告をタッチして広告が表示されてしまうことがあります。実はそういうクリックはカウントされないようになっています。
ですので、誤クリックをさそうような広告配置にして、狙い通りに誤クリックが発生しても収益にはつながりません。
Googleアドセンスで稼ぐのに必要なPV数は?
Googleアドセンスはクリック率云々はありますが、大枠PV数で収入が決まります。
Googleアドセンスの最低支払額は8000円です。
しかし、Googleアドセンスに合格して広告を表示して驚くのは収益の低さです。
最初は、一日10円の収益にもならないのが普通です。
検索ボリュームが少なくてもいいので、あるキーワードでGoogleの1ページ目に表示されるようなページがいくつあるか、さらにそれらのページの広告単価が高いか低いかで収益は決まってきます。
雑記ブログでも、広告単価の高い分野で上位を狙えるページがあればそれなりの収益になると思います。
ロングテールキーワードってやつですね。
Googleアドセンス収益とPVの目安
- 10,000PV → 3,000円
- 100,000PV → 30,000円
- 1,000,000PV → 300,000円
と言われています。
PV(ページビュー)はUU(ユニークユーザー)とほぼ同じか2倍ぐらいだと思います。
1万PVを1ヶ月で得るには、300UU/日程度の集客が必要になります。
もし、30UU/日なら3000円の収益を得るのに10カ月もかかる計算です。
1ヶ月に1万円以上の収益を狙うのであれば、3万PV必要になりますから1000UU/日ぐらいの集客が必要です。
1日に1000UUというのは雑記ブログの場合、コツコツ記事を増やしていってもなかなか到達しない数字です。
Googleアドセンス合格から更にサイトの品質を上げる必要あり
繰り返しになりますが、Googleアドセンスに合格するよりも、Googleアドセンスで期待する収益を上げる方が何倍も大変です。
PVが少ない段階で急いでGoogleアドセンスの審査を申請する必然性は全くありません。通過しても稼げないからです。
2022年では検索経由のインプレッションと訪問者数がある程度あるサイトしかGoogleアドセンスの審査に通らなくなっています。しかし、その審査に通る基準はGoogleアドセンスで収益を上げる基準よりもはるかに低いです。
軽い気持ちで日記ブログでお小遣いを稼ごうという気持ちで始めても振込限度額の8000円に到達するのはいつになるのかわからない感じになると思います。
アクセスが多くなってきたから、アドセンスを申請したという場合は、直ぐに審査も通ると思いますが、アクセスが無い段階で無理やりアドセンスを申請すると収益も期待できないですし、収益の低さでやる気が無くなる可能性が高いと思います。
サイトがある程度成長してきていれば、どのようなキーワードで自分のサイトが検索流入しているのかもデータがそろっています。その時点でGoogleアドセンスの申請をする方がベターだと思います。
Googleインデックスされたページの全てに検索順位がつく(100位以内)わけでもありません。検索順位がついたページを増やし、さらにその検索順位が上がるようにリライトを繰り返していくことで検索流入が増えてきて、PVが増えてきます。
サイトの品質を上げるというのはこの作業の繰り返しです。
記事が少ない段階では検索順位が安定しませんから、自分のサイトが何処で評価されているのかわからないまま、変な方向に進む可能性があります。
収益が大きいページをさらに成長させる
収益が大きいページはPVが高いページだと思います。そういうページをさらにPVを増やすために、関連キーワードをすべて盛り込んでいく。
細かくページを分けるとそれぞれのページにユーザーが分散して、そのページで満足して離脱してしまう。なるべくキーワードをまとめて1ページにまとめていく方が検索では強くなるし、記事内広告も増えるためアドセンスの収益も上がる。
メインキーワード+関連キーワードでまとめていくと、様々なキーワードで上位表示されるのでPVが増える。
ロングテールを捕まえても、1つのメインキーワードの検索ボリュームは決まっているから、収益は頭打ちになる。
別のメインキーワードでPVが稼げるページを作らないと、収益は次の段階に進まない。
アドセンスで収益を増やすには?
メインキーワードとその周辺キーワードを根こそぎ刈り取っていくことでPVを増やす
- メインキーワードで強いページがなければ、まずそこから
- メインキーワードで強いページがあれば、それを柱に周辺記事を書く。
- メインキーワードで強いページに周辺記事の内容を盛り込んでいく
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